オーナーさんが所有物件の見回りを行っているとき、ごみ置き場が乱雑になっているのを目にしたら「なんとかしなくては」と思いますよね。ごみ出しのルールが守られていないと気付いたは、管理会社に協力を仰いで速やかに対処してもらうことが重要です。
無分別での廃棄は
悪臭などトラブルの原因に
ごみ出しは、分別や出す曜日などが厳密に決められています。
所有物件のごみ置き場が乱雑になっていた場合、考えられることは、入居者の中に「ごみ出しのルールを守らない」「守っているつもりでも実は守られていない」人がいることです。
ルールが守られず、あらゆるごみが無分別に捨てられている状態だと、カラスや野良猫による食べ散らかし、悪臭の発生などさまざまなトラブルの原因となってしまいます。
貼り紙や防犯カメラなど
手順を追って適切に対応
ごみ出しのルール違反には、管理会社にお願いして、次のような順番で対応してもらうことをおすすめします。
①注意喚起の貼り紙
掲示板に注意喚起の貼り紙をする。
②ごみの写真も貼り出す
貼り紙だけでは改善されない場合、実際にルール違反となっているごみの写真も貼り出す。「ルールを守っているつもりで守られていない」入居者は、自分のごみ出しがルールに則っていないことを知り、改善してくれる可能性が高くなる。
③防犯カメラを設置
それでも難しい場合は、防犯カメラを設置して違反者を特定し注意を行う。防犯カメラを設置することにより、新たなルール違反の発生抑止にもなるため、一定の効果が見込める。
実際にカメラを設置してみたら、「外部の人が分別せずに勝手に投げ捨てていた」といったことが判明することも。
ただし、防犯カメラの設置は専有部分が映らないように気をつけましょう。また、「カメラ作動中」の貼り紙をするなど、プライバシーの侵害にならないようにしておきたいですね。
ごみ出しのルール違反を放置しておくと、物件のイメージや価値の低下につながってしまいます。そうなる前に、管理会社に相談して早急に対応してもらうようにしましょう。
賃貸経営・空室・不動産管理にお困りでしたらElpis D+Labへ!
Elpis D+Labでは、賃貸物件の管理に関するご相談を承っております。
賃貸住宅の仲介・管理から土地建物の売買、工事の施工まで、不動産に関するあらゆるニーズをグループ会社でお取り扱いできる強みを活かし、オーナー様にとってベストな選択肢を一緒に模索いたします。
「賃貸物件の管理は何から始めればいいのか...」「そもそもどんな選択肢があるの?」など、賃貸物件の管理に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。