管理会社から、設備トラブルの連絡を受けたり、原状回復工事の見積もりについて確認を求められたりすることがあるかと思います。迅速な対応が必要となる場合、管理会社の担当者を信頼し、裁量を与えることで対応がよりスムーズになります。
設備トラブル
管理会社にある程度を任せ素早い修理で解決を
管理会社から設備トラブルの連絡を受けたオーナーさんは、なるべく修理費を安く抑えたいという思いもあり「複数の事業者から見積もりを取って決めるように」と言うこともあるでしょう。そうなると事業者が決まるまでに時間がかかってしまいます。
生活に支障をきたすトラブルは、素早い対応が肝心となります。修理がなかなかできないと、入居者に不満がたまり、退去理由になってしまう可能性もあります。
迅速な対応をとるために、オーナーさんの中には「5万円以内の修理なら事後報告でOK」と、管理会社に伝えている人もいらっしゃいます。管理会社にある程度を任せ、早急に修理を行うことは、入居者の満足度向上や退去防止にも大いに役立ちます。
原状回復費
信頼関係を築き適切な修繕であれば了承
原状回復費に関しても、管理会社から提出された見積もりを見て「もっと安くならないか」といった要望を出すオーナーさんもいらっしゃるかと思います。
管理会社は部屋の状態を確認し、原状回復の範囲を精査して見積もりを作成しています。オーナーさんが「この部分はやらなくていい」「もっと金額を下げて」と言ってその通りにした場合、部屋の状態がさほど改善されなかったり、内見者の反応が思わしくなかったりということもあります。
万が一、管理会社から提出された原状回復費が想定より高かったとしても、むやみに値切ったり、範囲を縮小したりするのではなく、適正であれば任せてみるのもいいでしょう。その結果、成約に結び付けば入居率の改善も図れます。
管理会社はオーナーさんにとって、大事なビジネスパートナーです。互いに信頼関係を構築することで、入居者への対応がよりスムーズになり、賃貸経営にもプラスとなります。
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