BLOGブログ

省エネ賃貸をアピールしよう

 お持ちの賃貸の給湯器が古くて気になっているオーナーさんに朗報です。3月から、省エネ性能が高い給湯器への取り換えにかかる補助金の申請が始まりました。この取り換えを行うと省エネ賃貸とアピールすることができ、入居者にとっても、光熱費の節約につながります。申請の条件を確認して、給湯器の更新に役立てましょう。

 経済産業省による「住宅省エネ2024キャンペーン」の一つで、これまで大型給湯器への補助はありましたが、ついに賃貸住宅に限定した小型の給湯器も対象に追加されました。小規模な賃貸住宅でも利用しやすくなったということがポイントです。
 省エネ性能が高い給湯器のガスの利用料金で見ると、年間1割超の削減を見込むことができます。オーナーさんにとっては、省エネ賃貸とアピールすることができ、入居者にとっても、光熱費の節約につながるためメリットが非常に大きいです。

追いだきありで7万円
工事費の約2割をまかなえる

 補助対象となるのは、従来型の給湯器から潜熱回収型ガス給湯器「エコジョーズ」、または同石油給湯器「エコフィール」への取り換え工事です。既存の給湯器より性能が落ちる場合や、新規での取り付けは補助対象にはなりません。
 補助額は追いだき機能なしで1台5万円、追いだき機能ありでは1台7万円。取り換えにかかる費用の想定額は、機器本体と工事費を合わせて20万~35万円程度なので、2割程度を補助金でまかなうことができるでしょう。

既存の賃貸集合住宅が限定
23年11月2日以降の着工分

 対象となる住宅には、以下の3つの条件をすべて満たす必要があります。

  • 賃貸住宅であること(テナントを除く)
  • 1棟に2戸以上を有する集合住宅であること(戸建てを除く)
  • 新築から1年以上が経過または居住実績がある既存住宅であること

 対象となる着工期間は、2023年11月2日以降のものです。
 申請には、原則1棟あたり2台以上(1住戸につき1台)の取り換え工事が条件です。ただし、1棟10戸未満の賃貸の場合や、同年12月15日以前の着工分に関しては1台でも申請が可能となります。
 予算がなくなり次第交付終了となるため、早めの検討が大切です。
 入退去のタイミングに合わせて取り換えを行うこともできます。お持ちの物件の規模や性質を確認して、管理会社と相談のうえ積極的に取り換えましょう。

設備導入ならElpis D+Labへ!

 Elpis D+Labでは、入居促進や満室経営のための、設備導入に関するご相談を承っております。
 豊富な施工実績と賃貸経営の知見を活かし、物件の状態や賃貸経営の状況に合わせて最適な設備導入をご提案いたします。
 「どんな設備を入れたらいいのか...」「導入するのにいくらくらいかかるの?」など、設備に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。