近年、入居希望者は内見物件数を絞る傾向になっています。オーナーさんの中には、「物件サイトに掲載しているが、なかなか内見には至らない」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。そのようなときは、サイトに掲載されている所有物件の写真を見直してみることがおすすめです。
内見物件数は3件以内
選んでもらえる対策とは
「コロナ禍を経て変わったのは内見物件数の減少です」と話すのは、リクルート(東京都千代田区)の池本洋一SUUMO(スーモ)編集長。
「内見物件数は、2017年度に3件を切ってから下回ったまま。借りたいと思う物件を3件以内に絞っているといえます。サイト内の写真数は10枚、20枚が当たり前になり、スマートフォンで下調べをし、絞り込んでから来店するスタイルになりました」(池本編集長)
こうした変化の中、多数掲載されている物件の中から選ばれるためには、「掲載写真の重要性を知って対策する」ことがとても重要です。まずは、所有物件の掲載写真をチェックすることから始めましょう。
良さの伝わる写真が肝心
管理会社に相談してみる
サイト内の掲載写真について、特に次の4点に気を付けて見てみましょう。
・部屋がきれいに片付いているか
・部屋の中が明るく撮れているか
・写真全体が水平・垂直になっているか
・天井から床までバランスよく画面に収まっているか
これらがクリアできていればおおむねいいでしょう。
どんなに魅力的な物件でも、散らかった部屋が写っていたり、暗かったり、部屋全体が傾いていたりすると、特長がうまく伝わらない可能性が高いです。
掲載写真を確認し、「物件の良さを伝えきれていないな」と感じたら、管理会社に相談してみましょう。明るくバランスのとれた「決め画像」にすることによって、入居希望者の目に留まり、内見に選んでもらえる効果が期待できます。
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