BLOGブログ

外壁塗装で内見時の第一印象アップ

 物件の第一印象の決め手となるものの一つに、外壁があります。外観は入居者の第一印象を決める物件の「顔」。美しい外観を演出する外壁が古びていると、内見時の印象が悪くなり、選ばれにくくなることも。
 今回は、外壁塗装の基礎知識と修繕時のポイントについてご紹介します。

劣化には早めに対応してリスクを軽減

 外壁は常に太陽や風雨にさらされています。屋内に比べて塗装の劣化が早いため、リフォームはおおよそ10年サイクルで行う必要があります。ただし、10年未満でも劣化現象が見られるようになったら、早めに対応したほうがいいでしょう。
 塗膜のひび割れや膨らみ、剥離、触ると手に白い粉が付く「チョーキング現象」などが起こっていたら劣化のサイン。汚れや変色も劣化の証です。
 リフォームの2~3回目までは既存の塗膜の上から塗り直しますが、それより回数が多くなると、既存の塗膜を一度剥がして塗り直すか、タイルやサイディングなど別の素材を貼る工事が求められます。

塗料によって耐用年数が異なる

 外壁材には大きく分けて、塗装、タイル、サイディングの3種類があります。
 中でも、塗装は色彩や模様を自由に選ぶことができ、軽くて施工性も良好です。ほかの外壁材に比べて工期が短いなどのメリットもあります。
 塗料の種類は、合成樹脂の成分によって「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」があります。
 耐用年数が長いほど価格が上がる傾向があり、平均価格帯では、安いほうからアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系の順になります。
 そのほか、最近注目を集めている塗料に「ラジカル制御型」があります。一般的な塗料は、紫外線を浴び続けると劣化が進行し、塗料から5~10年でチョーキング現象が発生。ラジカル制御型はチョーキング現象を抑制する働きがあるため、耐用年数が最長15年と長いのが特長です。

効率のよい修繕で経費節減

 外壁リフォームは費用も高額になるため、耐用年数が長い塗料を選んで修繕間隔を開けたほうが効率が良くなります。また、リフォームの際は足場が必要です。長期的に修繕計画を立てて、同じく足場が必要となる屋上防水なども一緒に実施すると、より経費節減につながります。
 耐用年数が長い塗料を選んで修繕効率を上げるとともに、いつもきれいな物件で内見時の印象を良くしておくと、選ばれやすい物件となって賃貸経営にも大いにプラスとなります。

外壁に関するご相談ならElpis D+Labへ!

 Elpis D+Labでは、賃貸住宅の外壁診断を無料で行っております。
 外壁の状態について詳細なレポートを作成し、修繕プランをご提案。
 塗装工事が必要な場合は、物件の魅力をアップさせ集客力を高めるデザインプランを作成します。予算を抑えつつ、入居者のニーズを満たす設備や外観をご提案し、物件の価値向上に繋げます。
 現状問題がなく、外壁工事が不要な場合でも、今後どのくらいで修繕が必要になりそうかも含めて詳しくご説明いたします。 「外壁工事はいつ頃するのがベストなんだろう...」「入居者に人気の外観って?」など、外壁工事に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。