「やっと入居が決まったのにすぐに退去してしまった...」
短期での入退居が多い物件のオーナー様の中には、「入居者に長く住んでもらうためにはどうしたらいいの?」と、お悩みの方もいらっしゃるかもしれません。退去の原因はさまざまですが、少しの対処と低予算で解決できることも意外と多いもの。入居者の満足度を上げ、長期入居につなげていくためのヒントをお伝えいたします。
「住み心地の悪さ」となる原因を解消
物件の本当の「住み心地」は、実際に住んでみるまで分からないもの。
日々の生活の中で、入居者が「不便だな」「住みづらい」と感じていると、短期間で退去してしまう原因にもなります。いつも入居者が短期で退去してしまう場合は、何らかの「住み心地の悪さ」があるのかもしれません。
退居の理由は人によっていろいろですが、後で原因が分かると「な~んだ、こんなことだったのか」といった場合も。経費をさほどかけることなく、短期退去の原因を意外とあっさり解決できるときもあります。
簡単な対処で安心感が高まる
例えば、次のようなケースであれば、小さな工事かつ低予算で改善することができます。
□エントランスや共用廊下の照明が切れたままで薄暗い
→速やかに交換し、点検もまめに行う
□ドアノブが古いタイプの円筒型で使いづらい
→力を入れなくても開閉しやすいレバーハンドル型に交換
□鍵なしの郵便ポストでは、郵便物を取られたり見られたりしてしまうのではないかと不安
→暗証番号で施錠・開錠ができるダイヤル錠付き郵便ポストに換える
□不法投棄などでごみ集積所が乱雑
→不法投棄禁止の看板を設置し、入居者に注意文を配布してマナーを守ってもらう
こういった問題は、ちょっとした対処と少しの経費で比較的簡単に解消でき、入居者の安心感や「住みやすさ」につながります。
問題点や弱点を知って今後の賃貸経営に生かす
管理会社とも相談しながら、あまりコストがかからず、すぐ対処できる改善点を探してみましょう。
現時点で対応が難しいとしても、物件の問題点や弱点を知っておけば、今後の賃貸経営に生かすことができます。見えづらい「入居者の住みづらさ」をひとつひとつ改善し、長期入居の可能性を広げていきたいですね。
長期入居につながる改善策のご相談はElpis D+Labへ!
Elpis D+Labでは、賃貸経営に関するさまざまなご相談を承っております。
豊富な賃貸管理実績や施工経験を元に、オーナー様にとってベストな選択肢を一緒に模索いたします。
「なぜいつも短期で退去してしまうのだろう...」「どうすれば長期入居につながるのか分からない」など、入居者の定着率に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。