お部屋の入居者を募集しても、なかなか反響が来ない...そんなとき、入居者を見つけるために、オーナー様側からできることは何でしょうか？客付に苦戦する事態を想定して、備えておくのも大切です。今回は、入居促進に効果的な対策について紹介します。

入居希望者の目を引く2つの方法

①敷金・礼金なし物件にする
　敷金・礼金よりも、空室損の回避を優先する。

②フリーレントにする
　一定期間、家賃を無料にすることでお得感を出す。

初期費用が安いと、目に留まりやすくなる

　引っ越しにはお金がかかります。新たに部屋を探している入居希望者にとって、引っ越し費用のほかにかかってくる敷金・礼金、家財保険や家賃債務保証への加入など、何かと負担が大きいもの。
　このような入居にかかる初期費用を節約できるとなれば、入居希望者の目を引きやすくなります。まずは、募集条件を変更してみるといいでしょう。初期費用を軽減するには、主に次の2つの方法があります。

敷金・礼金0円
まずは空室リスクを回避

　一つ目は、「敷金・礼金0円物件」にすることです。
　敷金、礼金とも、それぞれ家賃の1～2ヶ月分に設定しているケースが一般的です。もし敷金がないと、夜逃げなどが発生した場合、原状回復を負担しなくてはならないと危惧するオーナー様もいらっしゃるかもしれません。
　しかし、空室により発生する空室損を考えると、まずは入居が決まることを優先して空室リスクを回避する方が得策です。　
　毎月の賃料を数千円下げるより、敷金・礼金を0円にする方がお部屋探しのお客様に対する「お得感」が大きく、入居のきっかけとなりやすいインパクトのある対策です。
　また、トータルで考えると、月々の賃料を値引するよりも、初期費用である敷金・礼金を割引した方がオーナー様の負担は少なくなるケースが多いです。

フリーレント
家賃無料のお得感で入居者を獲得

　二つ目が「フリーレント」です。フリーレントとは、入居してから一定期間、家賃を無料（フリー）にすることです。フリーレントもお得感があり、初期費用を抑えたい人にチェックされやすくなります。

賃貸の客付でお悩みならElpis D+Labへ！

　Elpis D+Labでは、入居促進や満室経営に関するご相談を承っております。仲介・管理の両方をグループ会社で行っている強みを活かし、オーナー様にとってベストな選択肢を一緒に模索いたします。
　「空室対策といっても何から始めればいいのか...」「初期費用を下げても決まらなかったら？」など、賃貸の客付に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。