全国賃貸住宅新聞が毎年発表している「この設備がなければ入居が決まらない」ランキング最新版より、今どきの賃貸住宅になくてはならない必須設備TOP3をご紹介いたします。所有されている賃貸物件には、すべて導入されていますか?まだ付いていない設備があるなら、繁忙期に向けて入居者を呼び込むために、ぜひ設置をおすすめいたします。
必ず付けたい設備は単身者、ファミリー向けともにこの3つ。
「エアコン」「テレビモニター付きインターホン」「室内洗濯機置き場」です。
今どきの入居者が「付いていて当然」と思っている設備です。賃貸住宅の「必須設備」と言えますね。
エアコン 需要の急増
最近の夏は特に暑く、毎年のように猛暑となっています。そのため、エアコンの需要がますます増えてきています。エアコンがない部屋は今後さらに選ばれづらくなることが予想されます。設置されているかどうかだけでなく、エアコンの年式や性能も入居率を左右するポイント。エアコンが古いと、入居条件としてエアコン交換の交渉が入ることも。
TVモニター付きインターホン 防犯意識の高まり
賃貸住宅の空室のうち7割にこの設備がないという調査結果があります。設備不足が空室に繋がっているかもしれません。
TVモニター付きインターホンは、導入費も1台3~4万と取り入れやすい設備の一つです。一昔前であれば、防犯設備を重視するのは圧倒的に若い女性が多かったのですが、現在ではセキュリティー意識が全面的に高まっており、防犯設備に対するニーズは年代・性別を問わず需要が高まっています。
室内洗濯機置場 若い世代には当たり前
学生や20~40代からの需要が高く、部屋探しをする人の3人に1人は洗濯機が室内に置ける場所がない部屋は選ばないといいます。若い世代では、洗濯機が外にあることが信じられないという風潮になっています。
その他の人気の設備
単身者には「インターネット無料」「温水洗浄便座」「独立洗面台」が人気です。ファミリータイプには「独立洗面台」「追い焚き機能」「温水洗浄便座」がランキングの上位常連となっています。 賃貸物件のターゲットがどんな人かによって、欲しい設備は違います。入居を決めてもらうために、足りない設備はないか、古い設備は新しくするべきか、ランキングを参考にしながら、繁忙期前に一度チェックしてみましょう!
Elpis D+Labでは、設備導入に関するご相談も承っております。
1ヶ所の水栓交換からフルリノベーションまで、幅広く対応可能です。なるべく費用を抑えながら、入居者への訴求力が高い「決まる部屋」への改装をご提案いたします。
「改装しても決まらない」「適正な改装費用が分からない」など、空き家に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。