時代が変わると、人々の暮らし方も変わります。
賃貸経営者としては、その変化に気づいて「新しい暮らし方」へのニーズを捉えておくことが大切です。
時代の最新のものを常に取り入れるとなると、お金がかかりますが、技術が進むと商品の値段も安くなり、色々な種類も出てきます。安くなったと思ったものは、早めに使ってみて、他の物件との差別化を図りたいものです。
例えば、IoT製品をスマートフォンやスマートスピーカーで全部操作して、快適な暮らしを実現する「スマートホーム化」。数年前から話題になっていましたが、最近は冷蔵庫・掃除機・洗濯機などのIoT家電も増えて、それらを操作する機械やセンサーも安い商品が出てきました。ハードルが下がったことで、今やスマートホームの実現も夢ではなくなりました。 また、指紋や顔で錠を開け閉めする「生体認証」の使い方も、「スマートロック」と一緒に導入すると数万円でできるようになりました。玄関の鍵を開け閉めするときに、鍵やスマホはいらない便利な暮らしをできるようになります。 安い電気自動車(EV)がどんどん出てくると、ニーズの上昇・設置コストの低下が進む「EV充電器」にも注目です。これからもっと増えていくEVユーザーにとって、充電できる駐車場は一番に優先して選びたい設備です。EVを使う人の割合に合わせて、導入も検討する必要がでてきそうです。
また、今年の「この設備がなければ入居が決まらない」ランキングでは、新たに加わった「エアコン」がやはり1位になりました。2位、3位は単身・ファミリーともに、「TVモニター付きインターホン」「室内洗濯機置き場」が続きました。最新の設備導入だけでなく、これら3設備のような"基本の設備”の大切さももう一度確かめて、オンシーズンに向けて、次にできる空室対策を考えていきましょう。
賃貸経営では、空室が増えないように、入居者のニーズに応えることが大切です。しかし、どんなニーズがあるのか、どんな改装が効果的なのか、自分で判断するのは難しいもの。Elpis D+Labでは、「決まる部屋」にするための空室改善に関するご相談を承っております。
室内の設備に関する工事だけでなく、外壁・外構工事まで幅広く対応可能です。「TVインターホンを導入したい」「何か対策しようと思っているがどこから手を付けてよいか分からない」など、空室対策に関するお悩み事がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。